ニコリコム第5回オフ会

11/23に毎年恒例のニコリコムのオフ会に行ってきました。
会は今年で第5回目ですが,わたしの参加も5回目です。


はじめに全員があっさり風の自己紹介しました。

昨年に続きゲストでいらしたハムスターの方から、PSP3DS向けのニコリのパズルのソフトの紹介や,開発状況についてのお話がありました。


その後さっそく早解き大会です。10名弱ずつ,6チームに分かれてのチーム対抗戦で,1つの問題を15秒ごとにメンバーが交代しながら解くという形式です。

今回は1回戦のカックロと2回戦の橋をかけろはPSPで行いました。はじめにハムスターの方から操作方法を説明していただきました。操作に慣れてないとちょっと不利だったかも。


続いて339さんの講演です。タイトルは「へやわけの新手筋開発に寄せるムダに熱い想い」。
へやわけで「いかこ入口」と呼ばれるパターンがありますが,ニコリコムの作家座談会で出た「いかこ出口」という言葉をきっかけに,いかこ出口,つまりいかこ入口のパターンが最後に決まる問題を作ったそうです。またそのパターンの発展形をいろいろと考えてみたそうです。
まあともかく,そういったちょっとしたアイディアをとらえて新しい問題を作ってやろうと意欲が伝わりました。おもしろかったです。

そういえば,いかこさんが以前のnikoli.com 第2回 オフ会でこのパターンを紹介されていたときに,ちりとりのような形と表現されていました。それ以来わたしの中ではいかこちりとりと呼んでいます。その呼び方なら入口でも出口でも使えて便利だと思います。


事前の予告にはなかったのですが,新しい14番目のパズルについて開発途中のGUIが紹介されました。種類は意外でしたね。出題時期などは未定でまだだいぶ先のようです。


ゆるゆる討論会ということで,「すべての人に楽しんでもらえるパズルを目指そう」をテーマに全員で漠然とした意見交換会を行いました。

中で出た意見として,ケータイニコリでは小さくても難しめの問題が出題されるのがいいという意見がありました。確かに現在のニコリコムはペンパ本と同様に小さい問題は易しい問題のみという方針のようですが,小さいからこそできる難しめの問題というのはあってもいいように思います。わたしは賛成ですが,どうでしょう。


全員参加のゲームとして中央値大賞を行いました。平均大賞の中央値版です。ライブでやるには算術平均よりも出しやすいですからね。そもそもいつもやっている平均大賞も,ほとんど場合算術平均よりも中央値の方が代表値としてよりふさわしいと思いますが,まあその話はいいです。

第1問は「ニコリコムの会員数は何人でしょうか」。
参加者予想の中央値2500人でした。実際の数は教えてくれませんでした。今見てみたら,問題を開いた数では多い問題では2000を超えていますね。ということはそのくらいか,もう少し多いかもしれませんね。

第2問「10年後のニコリコムの会員数は何人でしょうか」。
第1問の結果をふまえ5000人と書いた人が多かったようですが,中央値はその1つ下の数字でした。さすがに10年後となると,今のものそのままじゃなくてもう少し違った形になっているかもしれませんが,もっといけるんじゃないですかね?


早解き後半戦はいつものようにPCで。第3,4,5回戦はヤジリン,ぬりかべ,スリリンの順で対戦をしました。得点の経過を見ながら5回戦は突然獲得ポイントが3倍になったり。


ゲームが終わって,早解きとゲームの合計点でチームごとに得点を確定します。優勝はあかしょうびんさんチームでした。おめでとうございます。わたしの属する裄紘さんチームは残念ながら最下位でした。

ハムスターさんご提供のゲームソフトをはじめとして,参加者全員に賞品が用意されていました。わたしはポストカードをいただきました。ありがとうございます。


全体の感想としては,場所も例年と同じ,参加者も作家さんや常連さんが多くて,年に1回のイベントのわりには毎度おなじみな感じが強かったように感じました。早解き大会の形式もこれまでと同じということで,特に説明もないまま進んでましたが特に問題もなかったようです。

自分としては早解きがあまりうまくいかなくて残念,PSPは慣れなくてと言い訳をしたいところですが,PCの方でもいまいちでした。次回までには,PSPかPS VITAを買って修行した方がいいかな。


それでは,今回も楽しい会をどうもありがとうございまいした。
10年後もますます楽しいサイトであり続けられるように,これからも盛り上げて行きましょう!

逸品館ヌリカベなんりん

ニコリコムのパズル逸品館の10月投票締め切りはぬりかべとナンバーリンクでした。
投票したもの含めお気に入り問題のコメントを残しています。どちらも好きな種目というのもあり,ちょっと今回多めにしてます。順不同。

ぬりかべ

いくつかで面積制限物という表現を使ってますが,その数字のシマを広げることができる範囲の面積とその数字とが一致するという理由でシマを確定させるというタイプを言っています。なにかもっとうまい言い方ないでしょうか。

9月6日(火) 12:00 24x14 たいへん あさおきたん さん作

徹底した面積制限物。

8月8日(月) 00:00 36x20 たいへん 3次関数 さん作

面積制限ものの変わった風味でちょっとややこしい。

9月4日(日) 12:00 18x10 おてごろ 中井亮平 さん作

面積制限物,はやってんのかな。

7月31日(日) 22:00 45x31 アゼン あさおきたん さん作

複数の大きい数字でしっぽからにょろにょろ。楽しいです。

9月11日(日) 00:00 45x31 たいへん 裄紘 さん作

中央に80の十字架

7月12日(火) 00:00 36x20 たいへん 裄紘 さん作

いくつもの四角い部屋

5月22日(日) 12:00 45x31 たいへん おがわみのり さん作

リボン。ところどころにいろんな島あり。

9月27日(火) 00:00 24x14 たいへん 3次関数 さん作

ちょっとひっかかった。

5月18日(水) 00:00 24x14 たいへん あぶら虫 さん作

2の斜めで塊を作る。おもしろい。

10月12日(水) 00:00 24x14 たいへん 中井亮平 さん作

2x2禁止をうまく使っていい感じにいじわる。

6月26日(日) 12:00 24x14 たいへん 3次関数 さん作

ちょっととっかかりがつかみづらい不思議な感じ

10月2日(日) 06:00 18x10 らくらく 坂本伸幸 さん作

1と3のみ。らくらくにもほどがある

7月26日(火) 00:00 24x14 たいへん あぶら虫 さん作

8 1 5

9月18日(日) 12:00 24x14 たいへん あぶら虫 さん作

8 1 5

ナンバーリンク

7月30日(土) 00:00 10x10 おてごろ Guten さん作

うわー,数字4組だ。なのに迷った。

9月15日(木) 12:00 24x14 たいへん Guten さん作

さすがのひねくれ具合。数字は点対称。

8月6日(土) 06:00 18x10 たいへん Guten さん作

IOI

5月19日(木) 00:00 24x14 たいへん アクアブルー さん作

4つならび。分かりやすかった。

8月27日(土) 12:00 24x14 たいへん 中井亮平 さん作

階段を下りていく,おもしろい配置。

10月9日(日) 12:00 10x10 らくらく 中井亮平 さん作

滑り台を下りたらすぐゴール

5月22日(日) 00:00 24x14 たいへん Casty さん作

縦横線対称,中央列以外は桂馬配置

7月1日(金) 00:00 24x14 たいへん ぽっつ さん作

縦のり線対称。さっくり解いてこのパターンは簡単と嘯く予定だったが意外と苦戦した。

6月6日(月) 12:00 18x10 おてごろ ぽっつ さん作

点対称数珠つなぎ。楽勝。

8月20日(土) 00:00 24x14 アゼン ぽっつ さん作

楽勝〜。縦横線対称,数字はすべて3つ並び。


さて,今月23日は毎年恒例のオフ会ですね。参加される方はどうぞよろしくお願いします。

5文字中2文字を変えるダブレット

はてなハイクのキーワード h:keyword:5文字中2文字を変えるダブレット が先日10/28に1000エントリに到達しました。はじめのエントリは 2011/04/09 でしたので,それから203日目での1000エントリ達成ですね。
先に始めたh:keyword:3文字ダブレットの方は,2011/04/02スタートで所要117日で1000エントリ到達していました。
ダブレットはもともとはスタートとゴールの言葉を決めてその間を1文字ずつ変えながらつなぐという遊びだと思いますが,ここではしりとりのように1人1語でえんえんつなげていくというやり方でやっています。[5文字中2文字を変えるダブレット]ではその名の通り,読みで5文字の言葉を,3文字は位置も含めて固定して2文字を入れ替えた言葉でつなげています。
キーワードを始めたときの考えはこちらのエントリにちらっと書いてます。実は始める前は結構難しいかもしれないと思っていました。実際,一般的なしりとりのように使用する言葉を名詞に限れば難しいのではないかと思いますが,用言や複数文節のフレーズなども認められるほどよく緩いルールで運用されているおかげで,止まることなくつなぐことができているようです。
2文字を変えるとなっていますので,1文字だけ変えるのは不可です。ここは少し迷ったところでしたが,ただでさえキーワードが長めなのに,[5文字中2文字以下を変えるダブレット]ではさらに長くてさまにならないかと思いました。結果的にはこれでよかったように思います。

結構かぶるんですよね。投稿したら同じ言葉が既に投稿されていたようなことは自分も複数回ありますし,人の投稿でも目撃しています。おもしろいものですね。

ちなみにこれまで,以下の語が複数回登場しているようです。もちろん,既出の言葉を書いたら負けというルールはありませんのでご心配なく…。

気軽に楽しめますのでみなさんもよろしければどうぞ。

フレッシュ

ニコリのペンシルパズル本から4種類が装いを新たにフレッシュシリーズとしてスタートしたそうです。それにしても,いつから四角に切れが人気四天王の一角を占めるようになったのでしょうか,驚きました。
自作はカックロで2問採用していただきました。
カバーをとった内側にもキャラのイラストがあってちょっと楽しいです。信者ファンの方は4冊そろえて並べて見るといいのではと思います。

フレッシュカックロ 1

逸品館スリリンヤジリン

ニコリコムのスリリン,ヤジリンについて,先月末しめきりの逸品館に投票したものはじめいくつか好きな問題のコメントを抜き出してます。順不同。
スリリンなどは,輪が閉じないようするのを原動力に進むのが好みで,そういうのを閉じないようにと呼んでいます。

スリザーリンク

5月24日(火) 12:00 36x20 たいへん ももてれう さん作

1並びの隣は高速通過できるので,大きい割には速くできる。これは楽しい。

7月7日(木) 00:00 24x14 たいへん Guten さん作

閉じないようにのお手本のような。配置もきれい。

5月2日(月) 06:00 18x10 おてごろ 宮崎晋一 さん作

2つ横並び配置のおてごろ閉じないように。好きです。

4月14日(木) 12:00 36x20 たいへん 中井亮平 さん作

いくつかの輪っかに並んだきれいな配置。6分じゃないよね。

4月10日(日) 00:00 24x14 3次関数 さん作

額を縁取り。たのしいです。

5月13日(金) 00:00 24x14 たいへん Guten さん作

ころどころおやっと思った。

5月9日(月) 00:00 24x14 たいへん 中井亮平 さん作

1の連続などがおもしろい

ヤジリン

6月13日(月) 00:00 10x10 らくらく 小見枝まや さん作

先にこみえだる〜むを見ていたので華麗に一筆書き…しようとして失敗。

9月13日(火) 00:00 36x20 たいへん 裄紘 さん作

2マス幅の通路

ニコリ136号

ニコリ136号の獲得賞品は,前号に続いて17文字さんコン入選のステッカーでした。今回の17文字さんは「ふ」が2つあったりで難しめでしたね。

今号からニコリクラブに入会してみました。これまでも2,3年に1回くらいずつ,そのときの気分で申し込んだりしなかったりしてます。

日経スキルアップセミナー in 相模原

9/13の日記。
日本経済新聞社主催の「日経スキルアップセミナー in 相模原」に行きました。


第1部は「ビジネス情報収集に役立つ日本経済新聞の読み方講座」。講師は日経新聞の山野茂樹さん。
日経新聞の読み方のコツについての話でした。
ビジネスの視点で書かれている。全部読まなくてよい。見出し,リード,本文の逆三角形の構成。1面,総合面(3面),企業面,消費面などの特長について。などなど。
新聞は朝読む人が多くて,平均20〜30分くらいだそうです。電子版の話がなかったのは少し残念でした。


第2部は『日本経済が手にとるようにわかる「数字」を関連づけると世の中が見えてくる』。講師は小宮一慶さん。

新聞の読み方として,1日に1つ,気になった記事や数字を書きとめるというのを訓練として薦められていました。

資料として日経新聞の月曜に掲載される景気指標のコピーが配られていました。国内総生産=家計+企業+政府+輸出入のそれぞれに景気指標のどの数字が該当するか,今日の新聞のこの記事はこの数字に関連している,といった話を,新聞と景気指標とを行ったり来たりしながら解説されていました。

景気指標の各数字を新聞記事と関連付けて読むというのが興味深かったです。なにせその日の新聞が題材で,もとから用意されていたものではなくその日に新聞を読んで気づいたことの中から話されているのに,数字と記事の関係が次から次へと出てきます。これだけいろいろな数字や記事の関係がぱっと見えれば新聞もいろいろ発見があっておもしろそう。わたしはこういった経済の数字には疎いのですが,そういえば子どもの頃は地図帳の後ろの国や県のデータ集を眺めるのが大好きだったのを思い出したので,その気になればこれらの数字も好きになれるかも。


今まで日経は取ったことがなかったのですが,いい機会と思って日経新聞の購読を申し込んでみました。特典で小宮さんの著書をサイン入りでいただきました。

このようなセミナーを無料で,近所で開催して下さるのはありがたいことですね。