日経スキルアップセミナー in 相模原

9/13の日記。
日本経済新聞社主催の「日経スキルアップセミナー in 相模原」に行きました。


第1部は「ビジネス情報収集に役立つ日本経済新聞の読み方講座」。講師は日経新聞の山野茂樹さん。
日経新聞の読み方のコツについての話でした。
ビジネスの視点で書かれている。全部読まなくてよい。見出し,リード,本文の逆三角形の構成。1面,総合面(3面),企業面,消費面などの特長について。などなど。
新聞は朝読む人が多くて,平均20〜30分くらいだそうです。電子版の話がなかったのは少し残念でした。


第2部は『日本経済が手にとるようにわかる「数字」を関連づけると世の中が見えてくる』。講師は小宮一慶さん。

新聞の読み方として,1日に1つ,気になった記事や数字を書きとめるというのを訓練として薦められていました。

資料として日経新聞の月曜に掲載される景気指標のコピーが配られていました。国内総生産=家計+企業+政府+輸出入のそれぞれに景気指標のどの数字が該当するか,今日の新聞のこの記事はこの数字に関連している,といった話を,新聞と景気指標とを行ったり来たりしながら解説されていました。

景気指標の各数字を新聞記事と関連付けて読むというのが興味深かったです。なにせその日の新聞が題材で,もとから用意されていたものではなくその日に新聞を読んで気づいたことの中から話されているのに,数字と記事の関係が次から次へと出てきます。これだけいろいろな数字や記事の関係がぱっと見えれば新聞もいろいろ発見があっておもしろそう。わたしはこういった経済の数字には疎いのですが,そういえば子どもの頃は地図帳の後ろの国や県のデータ集を眺めるのが大好きだったのを思い出したので,その気になればこれらの数字も好きになれるかも。


今まで日経は取ったことがなかったのですが,いい機会と思って日経新聞の購読を申し込んでみました。特典で小宮さんの著書をサイン入りでいただきました。

このようなセミナーを無料で,近所で開催して下さるのはありがたいことですね。