ニコリまつり
10/30のニコリまつりに行ってきましたのでその報告です。
プログラムなどは パズル通信ニコリ創刊30周年企画 - WEBニコリ をご覧ください。
展示など
会場右手は「これがニコリの30年」のコーナーでした。壁に30年分の長〜い年表が掲示されていました。机には過去のニコリ本誌や,海外での出版物などが並んでいました。
会場左手のコーナーでは,過去のコンテスト(十七文字さん,セブンピース,ぬりくらべなどなど)の優秀作品が紹介されていました。
奥の「デジタルニコリワールド」のコーナーはニコリコムや,ケータイやipadなどのニコリのパズルの体験コーナーがありました。
講演など
メインステージで何件か講演があり,わたしは主な3つの講演の時間はすべて聞いていました。ただちょっと残念なことに,仕切りのない広い会場であったためか聞こえづらい部分が多かったです。それぞれの内容をごくごく簡単な紹介します。
「これからのパズル」
編集長の(安)さんによる講演です。これまでのパズルを振り返ってこれからのパズルを考えるといった内容でした。一部ですが感じのお話がありました。
- 理想のパズルの要素とは何か。ルールが分かりやすいこと。易しいものと難しいものとどちらも作れること。でもへやわけのようにルールが難しくても人気になったものもある。
- スリザーリンクのようにある人がひとりで作って盛り上げてというのは今はもうあまりない。作り手と解き手が一緒にパズルを育てるのだ(という言葉ではなかったがそのような意味の話)。
- オモパコーナーは掲載できる種類は限りがあるがやめどきが悩ましい。失敗したのは波及効果で,1回休んだらどうしてやめたんだというハガキがきて,復活させたらそこから人気が出た。最初はそうでもなくてもだれかがおもしろい問題を作って人気が出ることもある。
「ニコリ創業を語る」
創業メンバーである(起)さん(ま)さんトリトの(め)さんの3人が,司会の(金)さんの質問に答える形式でした。
なぜパズル雑誌を作ろうと思ったのか,なぜ会社にしたのか,昔の雑誌作りの苦労についてなどのお話がありました。
「シャチョーのお仕事」
(起)さんによるお話です。数独が有名になって以来,海外各所で講演の機会が増えているということで,そういうときにどんな話をしているという話でした。
次の4つのキーワードで話をするのだということで話が始まりましたが,実際そういう話になっていたかどうかちょっと分かりません。
途中からはなぜかペンギンの着ぐるみを着た(後)さんがインタビューをしたり,会場からの質問に答える形式でした。会場からの質問で,「ニコリの端々のコピーはすぐにできるのか?」というのに対しては,「編集長に催促されてようやく作る」とのことでした。
その他
ちらっと眺めただけで聞いていませんが,サブステージでは3つのテーマについてニコリ作家の方の対談があったようです。
また,スタッフが即興でパズルを作るパズルの作り方講座のようなものがあったようです。
ゲームなど
答えて!ニコリクイズ
早押しクイズで,ニコリに関する簡単な問題が出題されました。サブステージの最初の催しでしたが,途中までは人が少なくて参加すればだれでも何かもらえそうな感じでした。最初の問題に正解してノートをいただきました。
大ニコリダービー
メインステージ最後の催しはいつものニコリダービーでした。参加者は百数十人くらいでしょうか,枠数は100(2レース目のみ80枠)。1レース目4枠,2レース目6枠,3レース目は4枠の優勝だったと思います。わたしは一度も完走できず。
ほかの場所でこのゲームやるときもぜひニコリダービーという名前を使って,とのことでした。
ジャンケン大王の間
ある一角で常時行われていました。王にじゃんけんで挑んで勝てばその人が新しく王となります。5連勝するか5分間王座に居続ければ,大王として歴史に名を残すことができます。わたしは5連勝して第9代じゃんけん大王になることができました。でももらえたのが賞状と黒ひげの挑戦権だけだったんですが…。
黒ひげはナイフを刺すことのできた本数に応じて何かがもらえるというものだったのですが,すぐに外れてしまい結局ステッカーをもらいました。
その他
わたしは参加しませんでしたが,自分自身が駒になって動く双六を何種類かやっていて,とても楽しそうでした。また放談会かなんかでできたらいいなと思いました。もっとも子供も大人も交じって参加して楽しそうに見えましたが,大人だけでも楽しいかどうかは自信がありません。
これ以外には,パズルの早解き大会も随時行われていたようですが,特に参加しませんでした。