「見知らぬ明日」

グイン・サーガ、とうとう終わってしまった。

いつもはぴったり同じ厚さなのに最終巻だけは半分の厚さで、書店で手に取った瞬間に薄さに驚いて泣きそうになった。あっけない(未完)でまた泣きそうになった。

ともかく「七人の魔道師」まではこぎつけたのはよかった。これまでに明かされてきた断片的な未来のストーリーや予告タイトルから、今後どうなるべきなのかのおおまかな筋書きを知りたいものだ。

シリーズのあまたの登場人物の中で、一番好きなのはヴァレリウスと言いたいが、まあ前半のヴァレリウスかな。最近はさすがに毎度の繰り言が多すぎだ。本来主役キャラじゃないのに主役を努めさせられていてかわいそうではあるけれどね。

見知らぬ明日―グイン・サーガ〈130〉 (ハヤカワ文庫JA)