PencilBox version 1.4.0 公開のお知らせ

ペンシルパズルエディタ PencilBox バージョン 1.4.0 が公開されましたので,お知らせします。前バージョンが 2007-11-18 でしたから,1年9か月ぶりですね。あーあ。
ダウンロード先はこちらのウェブページにあります。

更新内容は以下の通りです。そんなにないです。

  1. 線を引くタイプについてマウス操作方法を変更し,左ドラッグで線を引いたり消したりするようにした。
  2. 日本語環境以外ではメニューやメッセージが英語で表示される。
  3. スラロームに対応した。
  4. デフォルトの色や塗らない印を変更した。

以下,補足です。

線を引くタイプについてマウス操作方法を変更し,左ドラッグで線を引いたり消したりするようにした。

以前は左ドラッグで線を引いて右ドラッグで線を消すようにしていたのを,線を引くのと消すのと両方左ドラッグで行うようにしました。この方がいいでしょう。なぜ最初からこちらにしていなかったのか覚えていないのですが,多分このやり方に気づいていなかったのでしょう。アプレットの方も変更してます。もし前の操作の方が好きという方いらっしゃいましたらすみません。

日本語環境以外ではメニューやメッセージが英語で表示される。

これは主に昨年の夏休みに作業をしたものです。ソースコードレベルでは今回の中では最も大きな変更ですが,ほとんどの人にとっては,実質的な影響は全くないことでしょう。Javaの国際化の仕組みを用いていて,環境によって勝手に言語が切り替わります。明示的に言語を指定して実行するのは,例えば以下のようにすればできるようです。

 java -Duser.language=en -jar PencilBox.jar (英語)
 java -Duser.language=ja -jar PencilBox.jar (日本語)

ロジックとメッセージとを分離するのはソースコードの整理上でもいいことに違いないと考えていたのですが,実際にやってみると,ロジックとメッセージが分離するのはかえって分かりづらくなったような気がします。
アプレットの方はまだ対応していません。

スラロームに対応した。

表題通りです。pzpr形式も読めるようにする方がいいとは思いましたが,未対応です。そのうちやる気が出たらやります。アプレット版も作成済みです。

デフォルトの色や塗らない印を変更した。

なんとなく。どこかに書いてあると思いますが,[ファイル]-[設定保存]で色などの設定をファイルに書き出すことができます。特に pencilbox.ini という名前のファイルの設定が起動時に読み込まれるようになってますので,あまりデフォルト設定は気にせずに使用していただければと思います。