喪われた星の竜

ドラゴンランス 魂の戦争 第二部 喪われた星の竜

前巻刊行から１年余りが過ぎ，ひょっとしてもう出ないのかと心配になったころになってようやく出た。
また分冊談義になるけれど，第一部は三分冊だったのに，今回は分冊なしになった。表紙や背表紙のデザインも前巻と違っているし，いったい何でこんなちぐはぐなことになったのか。もっともそもそも前巻の三分冊というのがひどかったのであって，それがいい方向になったといえばそうだが。次巻はどうなるかな，第二部よりちょっと厚いから，二分冊とかなりそうな気もするが。
ところで前巻まではエンターブレイン発売，アスキー発行になってたけど，今回は単にアスキー発行になっている。この辺の関係もいまいちよく分からないけど，特に分かりたいと思っているわけでもない。デザインが不統一になるのがいやなだけ。
表紙のイラストは見たことないと思ったら日本人の手のものによるもののようだ。Stawickiよる原書表紙イラストはカバーの折り返しの位置に追いやられた。地味だと思われたのかな。ちなみに原書表紙の女性は戦記のヒロインの一人であったゴールドムーンである。そしてやはり戦記のヒロインであったローラナもこの巻では主役級の扱いである。
ということで，とってもおもしろいはずなので，このシリーズ昔好きだった人は見逃す手はないですよ。